クローン技術、古くは農業に始まり、今もなおクローン技術は研究を進められています。
しかし、このクローン技術考えてみると末恐ろしいものだ。例えば、もし私が癌になったとしよう。
しかし、その癌になった部位を丸ごと正常なものと交換すれば助かる、と医者が話す。
ならば誰でもが選択をする「なら早く手術してください」さらに医者は言うだろう「しかし君に提供するようなドナーがいないのだよ」と。
日本はドナーがあまりにも少なすぎる国である。しかも部位によっては法律で禁止されていたりする。
が、もしドナー提供者がいても、自分の体にあうかどうかが分からない。そこで登場するのがクローンの存在。
自分のクローンを作り、一部分のみならず、内臓を丸ごとかえてやればいい。そうすればまた若々しい体を手に入れることができる。
こんなことが将来できるかも知れぬ時代がくる。そんな人の命を軽々しく扱う時代がくるのだ。
自分と全く同じ人間が出来るクローン技術、これを軍事目的に使用しないわけがない。もちろん公にではなく裏でひっそりと。
まず、優秀な兵士を育てる。そしてその兵士のクローンを作る。するとどうだろう。あっという間に優秀な軍隊の出来上がりだ。
こんな非人道的なことが当たり前になる日が来るかもしれない。さらにクローン技術が進めば、
子どもに優秀な兵士の遺伝子を組み込ませることも可能になるかもしれない。
こんなゲームやアニメのような話が現実におころうとしている。
もちろん世界各国で、ヒトクローン技術を批判、反対する動きはある。しかし私たち日本人はどうだろう?
あまりにも楽観しすぎではないだろうか。もう一度、今後どうするべきか考え直さなくてはならない。
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